中国は休みがとにかく少ない!
長期休暇も有るには有るけど、その分土曜日日曜日に出勤日に当てられるという
状況です。はっきり言って非生産的。

まずこちらのニュースをご覧下さい。

広東省・5・1労働節1日~7日まで7連休正式公布

報道によると昨日、広東省政府は5月1日の労働節より7連続休暇とすることを正式に交付した。
5月1日~3日法定3連休(メーデーと土日の3連休)4日・5日(9土、10日の振り替え)6日・7日(個人の有給休暇取得)の7連休となる。
全省一致で各機関、各事業者はこのスケジュールで休暇が実施されるよう奨励している。

北京、上海では労働節休暇は法定3連休のみでゴールデンウィーク復活の動きはない。
しかし重慶、湖南、新疆などではすでにゴールデンウィーク復活要望が出されている。

(3月26日:エクスプロア上海掲載)



労働節というのはいわゆるメーデーのことで、数年前まで1週間休みでした。
ところが、最近中国の伝統的な行事である、清明節(お彼岸)・端午節・中秋節が
連休に昇格し、そのあおりを受け、労働節の休みがわずか3日に短縮されてしまいました。
一応、国民にはWeb上でのアンケートをとったのですが、反映されるわけも無く・・・。
当然、国民からも非難轟々です。

そこで、反旗を翻したのが、広東省。以前の7日間に戻そうと動きました。
世界的不況で当地に進出している企業もつぶれたり、ワークシェア入ったり、ラジ(ryと、かなり大変なので、旅行できるチャンスを広げ消費を上げようという感じでしょうか?

因みに、国家観光局のお偉いさんは以下のコメントを出し、労働節の休暇を7日間戻すことに賛成をしています。


観光局「地方政府、『五一』連休復活も可能」

 全国政治協商会議委員で、国家観光局の張希欽・元副局長は4日午後、グループ討論の中で、「五一(メーデー)」連休を復活させるべきだと発言した。張元副局長によると、広東省は昨年既に「五一」連休を復活させるべきだと表明しており、冬が明けようとしている現在、国民は「五一」連休を利用して観光することで気晴らしできるとの認識を示した。

 これについて記者は国家観光局の劉暁軍・報道官に意見を求めた。劉報道官は、国家観光局はこれまで「五一」連休の復活に関連する事項を研究したことはないとしたが、地方政府が「五一」連休の復活が現地の経済発展に有利だと認識しているのなら、試行してもよいと述べた。しかし地方での復活の際には現地の実情に基づくべきだと語った。

 国家発展改革委員会(発改委)経済体制改革司の王強・副司長によると、「五一」連休が取りやめとなった当初、これは国家観光局、発改委などが共同参与討論の結果決定されたものだという。国家観光局が現在建設的意見を有しているのなら、発改委との討論を行い、また国務院に直訴することも可能であるとした。

 「五一」連休は2000年に実施が始まり、2008年に取り消され、3日間の短期連休に改められた。「人民網」が「『五一』長期連休の復活に賛成するか」に関して行った調査によると、今月4 日現在、延べ500万人近くのネットユーザーがオンライン調査に参加し、うち「五一」長期連休の復活に賛成を示す人は92.2%に達している。(編集 HT)

 「人民網日本語版」2009年3月5日


しかし、中国政府は以下の通達を出しました。

国務院厳格通達・広東省も5.1休暇は3連休のみに

報道によると、広東省政府は5月1日から広東省独自に7連休を公布していたが、中国国務院の通達により法定休暇の3連休のみ実施することになった。

広東省ではゴールデンウィーク復活により観光業の活性化と経済効果を狙って、独自に7連休の通達を各機関に出していた。すでに大手旅行会社では7連休としてツアープランを立て、すでに売り出している。

しかし広東省政府のうごきに対し、27日、中国国務院が再度<厳格執行国家法定節休暇関係規定通知>を出し、各地方政府に法定休暇を厳守するように通達した。これにより個人が有給休暇を取得するのは妨げないが、地方政府が法定休暇以外に土日を調整して連休を伸ばすことはできなくなった。

(3月28日:エクスプロア上海掲載)


さすが、この国の政府は仕事が速いといいますか・・・・

表向きには足並みそろえさせると言うことなんでしょうけど、
お前らの勝手にはさせない、 のび太省政府の癖に生意気だ!
としか思えない自分は、アホなのでしょうか、短絡的過ぎなのでしょうか。

実際、今こういうご時世だし、上でも書いたけど、旅行できる期間を作って、
消費を上げさせたり、リフレッシュできるチャンスを作った方がいいと思うんだけど。
それにただでさえこの国の休みは少ないんだから。

因みに労働節の予定はまだ決めてません。

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