さて、大陸は4連休。
部屋の中にいてもとにかく寒いので、(エアコンのパワーが足りないんだよ!)
どこか旅行へ行くことにした。

そんな中、12月15日から上海⇔台北のチャーター便が毎日飛ぶことが判明。
早速チケットを取り、またしても台湾へ行くことにした。

今回の目的地は、東海岸の花蓮という町。
日本占領時代に、日本人が実に4割も人口を占めていたという町であり、
台湾最大の観光地の一つタロコ峡谷の表玄関でも有るところだ。

1月1日
眠い目をこすり、浦東空港へ向かった。
とにかく眠い。

飛行機は上海航空の小さな機体だった。
今までは、政治的な事情で、直行チャーター便も香港上空を経由しないと行けなかったのが、12月から直接向かうことが出来るようになり、わずか1時間半で、台北に到着。

ついてから両替を済ませ、バスで台北駅へ。

実は事前にネットで鉄道のチケットを予約できるはずなのだが、大陸では例の「ファイアーウォール」のせいで、台湾鉄道局のページにアクセスできないのだ。

ぶっつけ本番でチケットを買うしかない。

窓口で「自強号・1枚・花蓮」と叫んでみると・・・
おばちゃん曰く「今日は遅い時間しか座れる席ないよ」と・・・・

また今年早々悲劇かよと思ったが、そこは経験で
「じゃあ、空いてるところからでもかまわないので、入ることが出来ませんか?」
と交渉。

見事、途中の宜蘭以降の指定券をゲット。

しかし、台北からそこまで1時間50分。例えるなら東京から名古屋まで立つことになる。
風邪の治りかけにこの旅行は結構しんどい。

ところが・・・・
何と来た車両の構造がナイス。
車両の中間にちょうど、わっかがあり、そこと、シートの隙間にかなりの余裕が有ったのだ。
隙間に入り込む形で、宜蘭まですごす。

まず列車は、キーロン河に沿って北上する。
台湾の河原の雰囲気とか、駅前の雰囲気とかやはり日本に似ていて、
また親近感を持った。

そして、太平洋沿いに列車はひた走ります。
列車から海を見たのって、出張で新幹線に乗って以来だったなぁ。
何か久しぶりに楽しい景色を見たなあと。

そして、宜蘭について、待望の席をゲット。
これから後1時間半です。

本来、日本製の振り子電車がこの区間を走ってて、2時間チョットで台北から
花蓮へ行けるのですが、
速い・きれい・便利なので、あっという間にチケットが売切れてしまうのです。
今回乗ったのは、ディーゼル車両でした。

台北を出て3時間弱、ようやく花蓮の駅に到着。
今回泊まったホテルは、Cest Juneホテル。住所は分かってるのですが、
位置関係がいまいち分かりません。

従って、まず、ツーリストオフィスへ。
そこの担当のおばさんが物凄く日本語が上手な方でした。
(中国語で話しかけたのですが、発音と服で日本人とばれてしまいました・・・)

すぐホテルに連絡を取ってくださり、お迎えの車が来てくれました。
そして、ホテルにチェックインをすると同時に、次の日のタロコツアーの申し込みを済ませ、
暫くホテルの部屋で休みました。

さあ、休んでからは、腹ごしらえです。

・・・その2に続く。

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