台湾旅行第二日目
二日酔い状態で9時過ぎにおきて、まずは近所の台北牛乳大王で朝ごはん。(実は宿のすぐ前で、おいしい屋台があったんですが、最終日にやっと気がついたと言う・・・)

それから両替して、国内線の空港である松山空港へ。
次の日から澎湖諸島に行くため、チケットを買わないといけない。
地下鉄とバスを乗り継いで約40分・・・。
思っていたよりも小さい空港だったのでびっくり。

確かに、台湾は鉄道網や高速バス網が発達してるので、飛行機はあまり使う人いなさそうですから・・・。

往復のチケットを購入してから、故宮博物院へ。

ここで余談。
その昔、自分はシンガポールで日本語教師をしてたのだが、
空いてる時間を利用して、博物館のガイドの資格を取得してました。(教師をやめる直前は、午前中比較的時間も有ったので。)
その時に、(まあ勤めてた学校のお客さんでもあったんだが)塩沢ときのような頭をした見栄っ張りのおばちゃんがいた。
何故かかわいがってもらってたのだが、故宮博物院はいいわよ、いっぺん行って見てごらん。と薦められた事や、有名な翠玉白菜(白菜の玉器)は絶対見たかったので、とにかく行くことにした。

後忘れてた。自分東洋史専攻だった・・・

この後も予定が入ってるので、さっと見る。
そして、楽しみにしていた翠玉白菜。

以下、故宮博物院のホームページから引用

翠玉白菜
長18.7cm、幅9.1cm、厚さ5.07cm

本物の白菜そっくりそのままともいえるこの作品は、翠玉(翡翠)を彫刻して作られたものである。わかりやすい題材、清く真っ白な部分と緑の葉、いずれも身近で親しみやすさを感じさせる。葉の上に留まっている二匹の昆虫を見るのも忘れないでほしい。この昆虫は多産を象徴するキリギリスとイナゴである。この作品はもともと紫禁城内の永和宮に安置されていた。永和殿は、光緒帝の妃であった瑾妃の寝宮であったことから、清らかさを象徴し、多産を願う瑾妃の嫁入り道具だったのではないかと推測する者もいる。翠玉という素材と白菜の造型は清代中晩期の流行であるが、白菜と昆虫という題材は、元代から明代初期の職業画家による草虫画の中によく見られ、民間で長きに渡って喜ばれた吉祥を象徴する題材であった。その他、キャベツ類の野菜は、唐代の詩人・杜甫が政治環境の劣悪さを述べるのに用いたことがあり、埋もれた才能の暗喩となっている。文人画の伝統では、やはり絵画の主題として引用されて類似の心情を表現し、為政者の愚かさを暗に諌めている。乾隆40年(1775)に書かれた「題和闐玉鏤霜松花挿」という御製詩には、皇帝である乾隆帝がキャベツ型の花挿しを見た際、杜甫の詩にある、「花園の野菜が庭園の管理をする園吏に見向きもされないのを見て、皇帝の人を見る目の無さを隠喩する」という伝統を連想して危機感を抱いた。詩云「和闐產玉来既夥、呉匠相材製器妥。仿古熟乃出新奇、風気増華若何可、菜葉離披菜根巻、心其中空口其侈。挿花雅合是菜花、緋桃雪梨羞婀娜、民無此色庶云佳、芸諌或斯黙喩我。」しかし、宮廷工房の工匠であれ、翠玉白菜を製作した玉匠であれ、創意工夫と技芸を発揮し、出資者の好みに合わせた創作をしただけであったのは間違いない。が、関連資料の記載がないため、観る者に想像の余地が多く残されている。(文・施静菲)


なるほど、確かにキリギリスとイナゴが上に乗ってるように見える。

美しい。


というか、これだけの精密なものが作れるくせに、どうして製品は・・・・。

あ、サンプルは確かにすごいの作ってくるか(核爆)


その後、4階で昼ごはんを食べてから、バスに乗って地下鉄の士林駅へ。

台北のバスは安い。わずか60円程度でも色々なところへいける。
士林からは、まず台北の秋葉原と言われる光華広場へ。
PC関連のグッズを見に行った。
台湾と言えばPC、PCと言えば最近トレンドの低価格PC。
EeePCの最新スペックのが売っていた。
何と60GBで15000台湾ドル!OSはXPの繁体字版だけど・・・。
日本円で60000円弱。これはそこそこいいのでは??

それから、中正記念堂も見てきた。
ここは一応蒋介石メモリアルホールと言うくらいなので、
蒋介石に関する展示物が多かった。

さて、そろそろCDでも探しに行くかと、台北の原宿と言われる西門町へ。

夏休みと言うだけあって、人が多い。
おまけにその辺歩いてる女の子は、言葉が聞こえなければ、渋谷を歩いてそうな子ばかりだ。

早速CD屋を色々とぶらついてみるが・・・
結構台湾のCDは高い。シンガや香港よりも高いような気がした。
めぼしいものも無く、早々に撤退。

その後適当にぶらぶらして、このあと会う人に電話をかける。
その人とはネットで知り合って、かれこれ10年たつが、実は一度も会ったことが無かった。
一回電話で話したことがあったぐらい・・。

色々と話して、士林の夜市に行く約束をした。

友人と中山の駅で待ち合わせて士林へ。

台北には夜市が沢山あるが、その中でも有名なのが士林。
一つ手前の剣譚の駅から1kmちょっと続く。
そこでは、TシャツとかCDとかDVDなどはもちろん、おいしいものも沢山ある。

ここに来る前に、よく仕事で台北に来る友人の一人に「台北は食い倒れ!」と言われてたので、とにかく食い倒れようと、色々なものに挑戦した。

チキンカツ・台湾風モツ煮込み(Tianpula)・モツビーフンと・・・
むちゃくちゃおいしかった。

その後、有名なかき氷屋に案内してもらう。
牛乳を凍らせてそれをかき氷器で削って食べるもの。

疲れが吹っ飛ぶほどだった。(太りそうだが)

その後、色々と町を冷やかして歩き、家路に着いた。
今回その友人は初めて会ったのだが、普段ネットで話してることもあり、まるで何度もあってるような感じを受けた。
日本での再会を誓って、中山駅で別れる。

さあ、明日は澎湖諸島だ。

コメント

nophoto
はんなりこ
2008年8月16日11:27

山田屋では楽しい時間をありがとうです。
白菜、見たのですね。。。
あかね氏とわたくしが一歩手前で見れなかったあの白菜を。。。
うらやましゅうございます。
で、ぺぺさんとの夜はいかがでしたでしょうか???
日記での公開楽しみにしています。へへ

Yangping
やんぴん
2008年8月16日13:43

>はんなりこさん
書き込み有難うございます。
何とか白菜にたどり着けました。
でかかった。。。

ぺぺさんなんですが、この日相当お疲れのようでしたが、
結構遅くまで飲んでたようです。
自分は朝一の飛行機で澎湖へ行ったので、早々に寝ましたが・・。

因みにその後
急用でタイにすっ飛んでいかれたようです。
残念。

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