実は以前から気になっていたことがありました。
大陸の人と仕事をしていると、こういうことがあります。

1.法人A(もしくは個人A)が自分や当人に伝達ミスを犯した。
(この場合、自分が当人とのコミュニケーション不足も含まれます)

2.もちろん自分の会社、当人にはミスはないが、当人が急いで確認連絡をすればいい

日本人なら(ほかの国の人間ももそうなんだろうけど)そこで急いで連絡します。
その方が早く問題も解決するので。

ところが、中国人の場合。

3.それは向こうのミスなんだから、われわれは悪くないし、
連絡する義理もない。

と、面子にこだわり逆切れするケースが往々にあります。
これはシンガポールで働いていた時も有りました。

ましてわが社は田舎の元国営企業。
若い社員はさっさと動く人もいるけど、そうでない社員は大変です。

今朝はそれで調整役やってます。

それでさっきお客さん(日系)のところに電話したのですが、
(担当者は同じ中国人)
こちらの意を汲んでくれて、すぐ折り返し電話してくれるとのことでした。
やっぱり上海の日系は違う・・・。

やっぱりうちの会社は国営企業の流れを組んでいる会社。
別の意味でもローカル化100%。

こんな状況じゃ、いつまでたっても進歩がないと思うのは僕だけでしょうか。

(一応意識改革が進んでるので、まだ救いようがあるけど。)

コメント

nophoto
knk
2007年8月9日14:14

物事をうまく協力して進めることよりも、「それはおれの
失敗じゃねえ」と主張することのほうが大切なのでしょうね。
昨日、近くの図書室で借りた「アブナイ!中国」という本を
読んで、改めてそのすごさ(こわさ)を感じました。
「どこまでがホントなの?!」と思ってしまいました
(もちろんこの本で全てをジャッジするわけにはいきませんが)。
元国営なら本当に考え方の腐敗がすごそうです。
やんぴんさんへの害が軽減されることを祈るばかりです。

Yangping
やんぴん
2007年8月11日8:16

>knkさん
ええ。幸いみんながみんなそういう考えじゃないんですけど、
中には(特に実際にお客さんと接する部署じゃないところ)

問題ありました〜だけどもだっけど、俺の失敗じゃない、
だからそんなの関係ねえ!

という人が結構いるので、orzなことが多いです。

国営企業の腐敗っぷりは、すごいですよ。
袖の下、帳簿ごまかし、原材料隠蔽なんて当たり前ですから。
一応うちは「外資系」企業になったので、大分ましですけど、
支社長も含めて意識改革をしてもらわないと、進出が決まった某大手に飲まれてしまう可能性が有りますわ・・・。

害に関してはむしろお客様から同情されている状況です・・・。

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