実は5月1日は広州にいました。
飛行機は、SQで行くはずが、事情が変わり南方航空になりました。

・・・・東南アジア路線をなめるなよ!

シートは倒れない。フットレストはない・・・。
ま、サービスは悪くなかったけど。

で、15分のDelayで、広州白雲空港に到着。
到着後、タラップを降りて、エアコン無しのランプバスに乗り換える。
聞けばもうすぐ空港が移転するとか。実際、新しい高速道路も殆ど開通している。
恐らく、次広州に来る時は、新空港になるだろう。(はよ地下鉄開業しないか・・・。)

今回は15日以内の滞在なので、ノービザでOK。パスポートを出したら、すごいスピードで投げてきた。相変わらずである。
(マレーシアの通関は、そんなことはない。)

空港で、プリペイドの携帯のカードを買い、友人に電話。
留学先の近くのホテルで待ち合わせする。

広州は広東省になるので、広東語圏。それでも、北京語はシンガポールよりもまだそれらしく聞こえる。
実際、出稼ぎ労働者も多い。しかしながらそれが原因で犯罪も多くなっているらしい。

友達に聞いたのだが、携帯で話していたら、後ろからひったくられた人が何人もいるとか。

タクシーは広州駅を過ぎると、えらいスピードを出していく。
あっという間に待ち合わせ先の柏麗ホテルに到着。
そこにいたのは、古顔であり、名物留学生であった(失礼!)E嬢。
彼女は、今年から広州の日系企業に就職したらしい。以前は香港で自分と同じような仕事をしていたそうな。

彼女に連れられていったところは、四川料理屋。ここで、ささやかながらの同窓会をすることになった。
ぼちぼち注文をしていると、来た来た。ベトナム人のHちゃん(野郎)。
可愛い可愛いと、可愛がられてた彼もいまや修士が終わり、新学期からDrコースだそうな。年は26歳・・・。(初めて会った時はまだ10代だったのに。)

久しぶりに、水煮牛肉(とは言え、唐辛子と山椒がたっぷり入った辛い料理)、宮保鶏丁(カシューナッツと鶏肉の炒め物。シンガポールのは唐辛子しか入っていないのであまり美味しくない。)、そして地ビールの珠江ビール(アルコール度数が高いので、よく二日酔いになる。)を頂く。

で、4時ごろになり、自分は昔過ごしていた中山大学(中大)留学生寮・・・の隣に出来た新寮に向かった。タクシー代はなんとHちゃんが払ってくれた。(学生に払わせるなゴルア。)

それから、6時に友達に会い、広州のオーチャードロード(?!)の北京路へウィンドーショッピングに行く。
いやはや、偽物が多いが、洋服も結構しゃれたのが多い。中には、ピンクハウス系の女の子もいた。

・・・広州も変わったな。そこでは、孫文のTシャツと、土産物を買う。

その後、友達の家へ行き、犬と猫と戯れるが・・・。

度重なる出張、現場作業でへろへろ。そして、胸に浮かぶ嫌な予感のために、すぐ寮に帰ることにした。

中大まではバスで戻った。

何とびっくり!昔は砂地と野良犬しかなかった珠江沿いの校門がきれいになっている!広い道や、ホテルがある!そして、屋台街がある!!

そりゃそうだ。以前来たのが3年前。留学してたのが6年前。
6年と言ったら、赤ちゃんだった子が、小学生になる。

実際、友人の姪子は小学1年になっていた。赤ちゃんの時しか知らなかったが。

そして、寮に戻り実家に電話をかけると・・・。
悲しい知らせがあった。祖父が亡くなったらしい。

何とか東京に戻らないといけないので、調べたところ、広州駅に24時間開いている南方航空のチケットカウンターがあるとのこと。
しかし、クレジットカードが使えると言う保証がない。
飛行機は朝8:15。待っている時間がない。
「行くしかないか。」
すぐにタクシーで広州駅へ向かう。しかし、あの辺は夜は地元民も近寄らないスラム街だ。

正直怖い。今年30を迎えるオヤジでも怖い。

幸いカウンターはすぐに見つかり、窓口氏をたたき起こす。

「東京行、今日の朝のチケットお願いします」
「あ、このカードは使えないよ」
「ここにマス○ーカードのようなマークがあります。とりあえずやってみてください。」

・・・・運が良かった。恐らくここ数ヶ月の悪運はこの日のためだったかもしれない。

チケット無事入手。

結局その後1時間しか寝ずに東京へ向かった。

今回の南方航空はさすがドル箱(?)路線。日本人スチュワーデスも乗っている。制服は、SIN便とは違って、チャイナ服をモチーフにしたやつだ。
実際はそんなことも気にせずに、ひたすら寝た。これからが有る意味修羅場だ。

成田には無事到着したが、東京は寒かった。

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