アモイその1

2001年8月8日
 前日の晩からあまり眠れずに、飛行機に乗り込む。30分遅れで離陸し、香港・スワトウ上空を飛行し、12時半頃にアモイ高崎空港着陸。
 入国審査でチェックを受けるが、イミグレのおっさんパスポートを松坂も真っ青のスピードで投げやがった。
 中国はやっぱり中国だと思い、荷物を持ってタクシー乗り場へ。
念のため「タクシーにメーターがついているか」と聞こうとしたがメーターの単語が出ずに英語の単語混じりで聞く・・
 やはり中国は中国、英語の単語さえ通じない。つくづく以下略。
でも幸いメーターつきのタクシーが見つかる。
 乗った時ビックリ、事前に「景色はきれいで速いが高いのと、景色はつまらなくて時間がかかるが、安い道が有る。兄ちゃんどっちがいいか」
と聞かれた。そりゃ、安い道でしょう。

 今回の宿泊先は、アモイ大学招待所。結局部屋は140元市外通話不可の電話・テレビ・
エアコンつきだった。

 少し休んでから、到着の報告のメールを送る。
 それから、学校近くを散策。先ず南普陀寺へ行く。
聞けば、孔子の記念日だかなんだかで今日は人が多いそうだ。
なるほど、確かに人が多い。
 
 お寺の独特の選考の香りの中を抜けて、
それに続く山道をひたすら歩いて頂上まで行く。
 海が目の前に広がり、対岸の景色も見える。その時自分はてっきり
金門島(台湾領)だと思い、写真を撮りまくった(後に中国であることがわかり、ちょっと
ショック)

それから、華僑博物館へ行く。ここアモイは、シンガポールにいる華人の多くの
出身地であることでも知られている。従って、シンガポールのよく知っている場所の
資料もあり思わず笑ってしまった。
 その後、2番のバスに乗り、胡里台灯台へ。ここから金門島が見られるらしいが、
25元も取るので行くのを止めた。
 近くに海水浴場があるのを見つける。ビキニの(?)アモイ美人が沢山いるので目の保養・・・
いえいえ、あまりに暑かったので飛び込んで泳ぐが、結構流れが速いので
つかる程度にしておく。
 (注:前日の晩も11時まで残業した上にパッキングが終わったのが丑三つ時だったので
体力が落ちていたのでした)

 帰りがけに写真を何枚か撮った。アモイの夕焼けは綺麗だった。
その後人民元が少ないことが判明し、近くの銀行でシンガポールドルからの
両替を試みるが、中国銀行以外では駄目だそうだ。でも、ちゃんと対応してくれるので
好感が持てる。

 しょうがないので、少し控えめに食事して、日本語教師養成学校の同期だった
F嬢に電話をかける。
 今回アモイへ行った目的は、彼女に会うということも有ったのだ。
勿論、気分転換が最大の目的だが。
 暫くすると、F嬢がやってきたので、近くの喫茶店に行って珍珠ミルクティー
を飲みながら、ここ一年間のいろいろな話をする。

 彼女は養成所時代も大変しっかりした人だったが、中国へ来てからもっと
たくましくなったという印象を受けた。
 明日ご両親がいらっしゃるということや、丁度雲南旅行から帰ってきたばかりで
大変そうなので、11時ごろ別れて、部屋に戻る。

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